意外と知らないしょうゆの話

美味しい暮らしの必需品 とっておきのおしょうゆ

“しょうゆ”ってどんなもの?

しょうゆのうまみと色のもとである大豆と、香り・酸味・甘味のもと小麦。
これらで作った糀に塩水を加えて仕込み、発酵させたもろみを搾ったものが”しょうゆ”です。

よく耳にするこいくちやうすくちなどは、主に作り方と加える物の微妙な違いによって生じる、うまみや酸味・甘味等のバランスで区別されます。
例えば、こいくちより小麦の割合が多いうすくちは、大豆が減った分色が薄く、実はうまみ成分も少なく、その分塩辛く感じることが多いのです。

また、素材そのものの違い(天然素材など)で特徴づけた商品も、近頃見直されつつあります。
例えば通常原料となる大豆は、予めしょうゆではあまり必要としない油分を搾り取った後の圧搾された大豆(脱脂加工大豆)を仕入れて使います。
そこを敢えて圧搾前の丸いままの大豆を使ったのが丸大豆しょうゆです。
また、大豆以外のうまみを加えて味に特徴づけるものもあります。昆布エキスを加えた昆布しょうゆなどがそれです。

しょうゆはこうしてつくられます